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普請(ふしん)ということ

2018年4月26日(木)

作業二回目。
「普請」という言葉についてたずねられたので、説明しておきます。
普請(ふしん)とは、「普く(あまねく)請う(こう)」と書くように、広く平等に奉仕(資金・労力・資金の提供)を願うこと。
特に建築や土木に関わる社会基盤を地域住民が作り、修繕、維持していくことを指します。

この日は道をつくる道普請、土浮庵の床/地面をつくる床普請、畑をつくる畑普請、巣をつくる巣普請を行いました。
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道普請はまず溝づくりから、ということをつかんだら、どんどん道をつくっていくメンバーたち。
村を開拓できる?
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草木染めのための栽培地をつくるための杭づくり。
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巣(を参考にした居場所)を枝やツタを集めて樹上につくる。
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土浮庵の入口は床。地面の傾斜がきつすぎるので、土留めをして床普請をします。

(井上記)




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by plus-ap | 2018-04-26 23:23 | Trackback | Comments(0)

第2のつちのいえ_軸組(1)

6月9日(木)
電気のスイッチを入れようとブレーカーボックスを空けたら、土蜂がつちのいえをつくっていた。
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下の穴から見たところ。
みごとな出入口。
つちのいえをなめて採取した土を唾液でこねてつくっているので、材料はわれわれがつくったつちのいえと同じ。
あまりにみごとなかたちなので、丁寧にはずして集める。
中に蜂も2匹ほどいた。矯正立ち退き、ごめんなさい。。。
ニンニが持ち帰って窯で焼いてみることになった。

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杉丸太2本を梁にして、同じく丸い柱(杉丸太2本、自然木2本)に相欠きで組むことにする。長谷川先生が小さな模型をもってきて、皆に説明。
柱も梁も太さはそれぞれ約15cm±2cm。
それぞれ直径の約4分の1ほど掘り込んで組み合わせる。
大工がやる厳密なホゾ接ぎではないが、このやり方が一番近道。
柱を立てたままノコでホゾを彫る。
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桁にする方は地面で。
位置と向きに注意が必要。
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スマホには水準器アプリがあるらしい。なんと便利な。
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なんども合わせ面の修正を重ねながら、なんとか組み合わせる。まだスキマが空いている。
最終的にはボルトとナットで締めるが、この日はとりあえず番線でとめる。
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しっかり番線をとめるともうがっしりして動かない。
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梅雨前に基本の軸組を完成させたいものだ。



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by plus-ap | 2016-06-09 22:56 | Trackback | Comments(0)

日干しレンガ造り_2

11月7日(木)、日干しレンガ造りの続き。
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土練り機で、土塀の土:真砂土型=1:1ぐらいの割合でスサを入れて捏ね、型枠にうつしていく。
上から抑えるために下村君がつくった型枠ぴったりの押し板を使う。
だが土を固めに練っているので、なかなかぐっと押し込めない。
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それでも先週よりはだいぶ上達した。
型枠をゆすって角を打ち付け、振動で土ブロックを抜いていく。
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先週の倍以上のスピードで進み、この日で50個はできた。
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床に掘った穴に足を入れ、床を椅子代わりにして休憩。
まだ穴の側壁をととのえないといけないが、はじめて床の穴をからだで使って、天井が高くなったことなど、空間の変化を確かめる。

e0156224_23173673.jpg雨が降ってきそうだったので、日干しレンガをつちのいえの軒下に並べて乾かす。


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by plus-ap | 2013-11-07 23:07 | Trackback | Comments(0)

ブルキナ親父の夜話茶会

こんばんわ。前田です。

今週の日曜日、ブルキナファソに10年在住している
ブルキナ親父の飯田さんがつちのいえに来てくださいます。
飯田さんは長期間ブルキナファソに住みながら、
大トカゲを食べたり、猛々しい小さな村の村長に認められていたり。
ブルキナの人達にとっても親父のような存在です。
そんなワイルドだけどあったかいブルキナ親父飯田さんに美味しいお酒を飲みながら、
興味深いブルキナの話を聞く一夜です。

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10km離れた村から牛が水を飲む為にやってきた
プル族の青年としゃべっている飯田さん。

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昔ながらの工法を知っている大工さんを教えて下さったのも飯田さんでした。
集まって来た子供達と飯田さん。



日時:10月7日日曜日 6時半~

ところ:京都市立芸大内「つちのいえ」 ⇒アクセス

持ち物:ぐい飲み、お猪口、お皿、お椀。何かおつまみ一品。

ドレスコード:暖かい服装

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by plus-ap | 2012-10-05 23:26 | Trackback | Comments(0)

キャンヴァス屋根(7)_縁に銅板張り

7月5日(木)、蝋引きの終わったキャンヴァス屋根の縁に、水切りのための銅板をはる。
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こればかりは購入せざるを得なかった450mm幅x5mの建材用銅板。
屋根の寸法に合わせて切る。幅は7cm、10cm、13cm、18cm. . .
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切り落とした銅板の欠けらを利用して、蚊取り線香立てをつくる。
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ベンチ代わりにしている柱材にあてがって曲げる。
その場にあるものをさまざまに道具として活用する、破片もゴミもさまざまに活かすのが、つちのいえのポリシー。
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上端と左右の端に、銅板をはる。これだけ縁を立てたら雨水も切れるだろう。
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アリ地獄。
梅雨時の丘の上では、いろんな生命がいっせいにうごめいている。
それらの姿も、キャンヴァス屋根に描きとめた。

来週、雨でなければ、いよいよ屋根を取り付ける。
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by plus-ap | 2012-07-05 23:36 | Trackback | Comments(0)

土に還る

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先日の作業中

丸い敷地はもともと花壇かなにか、植物を育成するために使われていたようだ
土の上に、選挙パネルのベニヤが敷いてあり、その上に黒のビニールシート、土、
軽石でできた小石(プランターの下に水はけをよくするために敷いてあるもの)が層になっている
上に植える草以外の雑草が生えてこないようにするためかと思う

そのベニヤの部分、半分土に還り始めている
表面も中の板の層も、絵の具?インクもすべてがはがれかけ層状に浮き上がっている
中に入って発芽した植物の根が
この存在をかろうじて 物質 としての次元にとどめている
芸術というか、この活動もこの根のようなものになれば面白いと思った

(中岡)
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by plus-ap | 2009-04-26 23:03 | Trackback | Comments(0)

Morocco

今春、北アフリカのモロッコに行ってきました
少し長いですが、面白かったことを報告します
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これは首都RABATの旧市街の城壁
中は土レンガで作ってあり、外側は5cmほどの厚さで化粧土が塗られている
なんで穴があいているの?と聞くと“ハトのお家”という答えしか返ってこず、謎のまま

モロッコのほとんどの町は、旧市街と新市街の2つでできている
旧市街は7世紀にアラブ人がやってきて作ったもので、メディナとよばれる
新市街は19世紀になってから、メディナの周辺にできた町

首都Rabat は政治・経済の中心地で東京のような感じ
そこから今度はメディナで有名なFezへ

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日本でいうと、古都京都かな?
7世紀からきっと あまりかわっていない迷宮都市
老朽化が進み、あちこちに支えがしてある
きちんと立て直すことはしないようだ
この上に、さらにアーケードをつけて商業スペースにしたり、商品を並べたり、洗濯物を干したり
たくましい
しかし根本的な解決はしない

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メインの通りを外れて、細い路地へ
いろいろな時代の壁が集まる広場にでた
朽ちてゆくがままになっている
化粧土は白っぽいものを共通してつかっているが、
中の壁の素材はさまざま
石でできたプレート状のものを斜めにつんでいるもの、土レンガを積んであるもの、普通のレンガを
積んであるもの、比較的最近手直ししたなという箇所は木材だった
その上に砂利をふくんだ土の層、があって化粧土の層となってる
廃墟のようにみえるが、ひとつひとつの家に家族がすんでいる



次にモロッコの最北の街、Tangierの街へ
ここでは旧市街でも工事が盛ん
スペインと近く、西洋文明との出入り口の町
現地の人によると、ユーロ経済が弱まってきているので、投資家たちが
10年後を見据えてアフリカに投資をはじめるそう
その為、リゾート地や、ホテルとして古い建物の改装が活発らしい
新市街や郊外には建売住宅やニュータウンが建設ラッシュだった

旧市街を散策しながら、いつものごとく工事現場観察
窓からおじさんが手をふってる
入ってもいいか?と身振りで聞くと、あがってこいといってくれる

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工事現場入り口、二階にあがる階段もぼろぼろ

なんと中で左官をしてる
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私にもやらせてというと
おまえがするのか?と心配される
現場の人達面白がって集まる
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いつもの要領で練って左官をしてみる
土が柔らかく、粘りがあまり無い
苦戦していると、こうやるんだとおじさんがおしえてくれる
こての先で、パレットから飛ばすように土の塊をべちゃっとつけていく、それからならす
確かに、アーチや曲線の多い、モロッコの壁には
土の塊を、とっとっとっとリズムよくつんでいくようにするほうがやり易い
3次曲面が多い建物と、日本のフラットな壁との違いを感じる

他にも面白い工事現場を思い出したらじょじょにお伝えします

(中岡 記)
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by plus-ap | 2009-04-16 11:41 | Trackback | Comments(0)

新春そば打ち茶会

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写真造形作家の鈴鹿芳康先生(京都造形大教授)のまねきで、ご自宅でのそば打ち茶会によばれる。
そば打ちと土練りは通じるものがある、ということで、Plusの有志で雪降る静原の里をたずねた。
鈴鹿先生は、ピンホールカメラでの全国取材のあいだに、各地のそば職人をたずね、そば打ちの知識と技術を10年にわたってじっくり蓄えてきた。ご自宅にはそば打ち専用の部屋さえある。そこには、そば打ち用の道具、大型の捏ね鉢・麺棒・特製そば包丁・駒板・荒神箒・打ち台・足踏み台などがそろっている。

この日の調合は、そば粉の玄挽き300g、青菊(通常のブレンド紛)700g、つなぎ(小麦粉・強力粉)200g、水500g、それに打ち粉。
まず捏ね鉢に二種類のそば粉とつなぎ(小麦粉・強力粉)を入れ、「の」の字を書くように両手で均質になるまで混ぜ合わせる。水は一挙に入れず、3〜4回に分けて入れる。そば粉一粒一粒に均等に水を浸み込ませるようにするのがコツとか。
延ばす前にひとかたまりにするが、中の空気をきれいに押し出しておくことが大事。

e0156224_22324786.jpg絶品のそばに舌鼓をうったあと、玉露の葉をダルマストーブで炒てホウジ茶にしたり、いろんなお茶を次々とよばれる。

鈴鹿先生は、plus顧問の小清水先生と多摩美の同期。
お嬢さんの摩耶さんは、大枝アートプロジェクトがお世話になっているアサヒアートスクエア事務局勤務、また樹里さんはこの鈴鹿邸で菜食レストラン"CAFE MILLET"(予約制)をいとなんでいる。クリエイティブでスローな一家。
鈴鹿先生、ぜいたくなひととき、ありがとうございました。(井上記)
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by plus-ap | 2009-01-13 22:50 | Trackback | Comments(0)

作業のあと

日干しれんがを積んでいると
小学生三人組がやってきて
手伝ってくれた

作業が終わり
片付けた後
縁石の上に
手の跡が残っていた

灰屋の壁にも
化粧土を塗った手の跡が残っていた

フランスの田舎の修道院にも
コルドバの工事現場にも

洞窟の壁に
手の形を象ることから
人類は文字も芸術も
発生させた

人の手が残るものは愛しい


(中岡)

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by plus-ap | 2008-11-14 11:52 | Trackback | Comments(0)


つちのいえプロジェクト活動記録


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前田菜月   塚本春日美
西村知子

(順不同)

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■連絡先
井上明彦:aki@kcua.ac.jp

■協力
京都市立芸術大学
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吉井工務店
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