カテゴリ:これまでの経緯( 4 )

自然建築~これまでの経緯④~

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日干しレンガ作り。

大枝の赤土、制作場所、建築場所が確保できたので、
メンバー総出で日干しレンガの制作がはじまりました。

日干しレンガのレシピは粘土質の土、ワラ、水だけでできる。
水で湿らしたワラを地面に広げた土に沢山まぶし、
粘度を確かめながら水を加え、足で絡ませます。

土が絡み合ったら、今度は手でこねて更に深く絡ませます。
程よい粘度になったら型枠にはめて形を整えて、
乾いたら日干しレンガの完成です。
ですが、日干しレンガは乾く前に積み上げる方がレンガの接着が強くなるので、
乾く前に積み上げることになりました。

制作していて思いましたが、まるで蕎麦を打っているような
土の塊というより、もっと有機的なものを作っているような感じがした。

一つ一つのレンガを作るのにたいへん労力が必要で、
一日頑張ってまだ10個しか作れません。
効率を良くするために何か道具を作る必要があるかも。

大藪家の前では、近所の小学生が土練りを手伝ってくれました。(富元)
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by plus-ap | 2008-11-03 20:06 | これまでの経緯 | Trackback | Comments(0)

自然建築~これまでの経緯③~

日干しレンガを作るために芸大近所で農業をされている大藪さんから、
土に混ぜるワラをわけていただきました。

大藪さんのお宅は江戸時代から続く立派な日本建築。
その塀は昔ながらの泥団子積み式の土塀で構築されています。
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「大藪家土塀」
この魅力的な土塀が高速道路建設工事で壊されるのを知ったことが、このプロジェクトのそもそもの発端。(⇒大枝アートプロジェクト
まわりの道路工事がどんどん進んで大藪家を孤立させていくなか、逆にこの土塀を延長していこう。
そのなかで古い手づくりの建築技術を体得しつつ、巨大テクノロジーによる風景の変容に個々人で関わっていこう。
そのことは、美術を含めた現代のものづくりの位置を測り直すことにつながるだろう。
これがわれわれの活動の基本理念です。

土の家プロジェクトは今年の夏からメンバーの井上先生、富元、中岡、堀内、山口で制作している「峠の茶屋計画」とここで合流し、
大藪さんの土塀を土レンガで延長して茶屋を制作することとなりました。
下に載せるのは、夏の制作風景です。
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「峠の茶屋」


自然建築プロジェクトは、この峠の茶屋と土の家の二つのルートで進行していきます。
(富元)
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by plus-ap | 2008-11-03 19:16 | これまでの経緯 | Trackback | Comments(0)

自然建築~これまでの経緯②~


10月中旬のこと。

道路工事のため掘削されていた大枝の赤土を工事作業員の方からいただけることになりました。
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「大枝の赤土」
巨大な土嚢袋4つ分の土、重量にして5トンほどの土はとても人の力では運べませんでしたが、工事作業員さんのショベルカー、芸大彫刻科のフォークリフトの力を借りてなんとか芸大学内に運び込む。
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学内に運び込んだ土嚢袋のうち1つを今度は大学設備棟まで移動させました。
あまり学内で大々的に作業をするとお偉いさんからお叱りを受けるので。

設備棟は大学の隅っこにある小さなスペース。

芸大なのになんて肩身の狭いことだろう・・・。


しかし、設備棟の方々は暖かく迎え入れてくれ、
同じ現場技術系の方々ではやはり話がうまく進むようです。

ここで土を使った日干しレンガ造りがはじまります。(富元)
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by plus-ap | 2008-11-03 18:45 | これまでの経緯 | Trackback | Comments(0)

自然建築~これまでの経緯①~

京都市立芸術大学の学生・教員有志で自然素材で建築を作る試みが今年(2008年)10月にはじまりました。
芸大のある京都・大枝地域の竹林には良質の赤土でできていて、
この赤土を使って土の家(家っぽい彫刻作品)を建てる計画となりました。

このプロジェクトチームの名前はPlus
美術に建築をプラスするとうまれる新しいもの、そんなニュアンスです。

どうぞプリュと呼んでください。

美術の専門家ばかりで建築専攻のいないPlusのメンバー、
試行錯誤の連続でかたちになるまで時間がかかりそうです。(富元)


*本当のはじまり→2008年8月22日、大藪家最後の地蔵盆と「大枝工作隊」
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by plus-ap | 2008-11-03 17:47 | これまでの経緯 | Trackback | Comments(0)


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